シンクロニシティとは、カール・ユングが提唱した「意味のある偶然の一致」のことを言い
    ますが、科学的には証明されていません。

    しかし、潜在意識を語る上で不可欠な要素です。

    それは、潜在意識から回答を得られたとき、このシンクロニシティが頻発するからです。

    しかも、気づくまで何度も同じようなことが起きるようになります。

    科学的に証明されていないことや、目に見えないものを否定するのは簡単ですが、科学
    的に証明されていなくても、あなたが利用しているものに、テレビ・ラジオ・携帯電話など
    があります。

    そうです、電波は未だに科学的には証明されていませんし、目にも見えません。

    しかし、電波がどのような性質を持っていて、どのように作用するかがわかっているので、
    それを利用できるということなのです。

    何でもかんでも否定するような習慣が、あなたに身についているとしたら、多くのことを
    見過ごしたり、見逃しているかもしれません。

    つまり、あなたにとって良いことまでもひっくるめて否定してしまうからです。


    「意味のある偶然の一致」と「必然的な偶然」の違いについて説明しましょう。

    例えば、あなたが洗濯をしているとします。
    突然大きな音がして、びっくりして近づくと洗濯機が壊れていました。

    「あ〜まいったなぁ〜。洗濯物もたまっているし新しいの購入しなきゃ。今日はついて
    いない日だ」とあなたはガッカリしました。

    次の日、新聞に折り込まれているチラシをみると、○○電気で超激安特価セールを
    やっていることに気づきます。
    しかも、ちょうど洗濯機が目玉商品で格安販売されているではありませんか。

    「いや〜偶然だなぁ〜、こりゃあ安く買えそうだ!」とあなたは大喜びです。

    これは偶然のように感じますが、「必然的な偶然」です。

    それは、○○電気では毎週のように特価セールをやっており、洗濯機は必ずチラシに
    掲載されているからです。


    ラジオに喩えるともっとわかりやすいと思います。

    あなたのお気に入りの番組は、いつもの時間にいつもの周波数で電波が飛び交ってい
    ますが、あなたがその周波数にラジオのダイヤルをあわせなければ、その番組を聞くこ
    とはできません。

    あなたが意識を向けた時だけあなたは気づきますが、それはいつもそこにあるのです。


    しかし、「意味のある偶然の一致」は違います。

    潜在意識を活用する場合、同じような出来事が頻繁に起きます。

    例えば、あなたが将来の良き伴侶を得たいと、潜在意識にインプットした場合、あなたの
    潜在意識は将来の伴侶を捜し始めます。

    時空間に依存しないレベルで、あなたの将来の伴侶の潜在意識から、あなたの潜在意識
    へ了承したことが伝えられます。

    時空間に依存しないレベルでは、すでにあなたの願望は達成されていますが、現実の
    世界では、あなたと将来の伴侶はまだ出会っていません。

    しかし、あなたと将来の伴侶とを引き合わせる出来事が頻繁に起きるようになります。

    これがシンクロニシティです。

    シンクロニシティは、科学的に証明されているわけではないですし、起きた出来事を
    定義づけするようなものでもありません。

    しかし、あなた自身にとって意味のあることならば、注意を向けることも大切なことだと
    思います。

    詳しいことは、「思考が現実化するプロセス」にレポートとしてまとめましたので、興味の
    ある方はダウンロードして読んでみてください。
    
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